主将 安田優
――安田主将の下、スタートした2017年春シーズンもあっという間に終了しましたね。春シーズンを終えて率直な感想をお願いします。
今年の春先に比べ、1つステップアップをしている実感はあるものの、目標の「X2昇格」に対しては課題が多く、まだ大きくGAPがあると感じています。
ーーなるほど。では、ステップアップとは、具体的にどのような部分で感じているのでしょうか?
昨年から多くの引退者がいる中で、今まで鬼門となっていた、春の第3戦(中部地区の決勝)で、ここ2年勝てていなかったX2のいそのスーパースターズに接戦で勝利しました。
今年から掲げているスローガン「BREAK」の特にB(考え抜く)ことを、昨年課題の多かったOLを中心に実行していること が、チームの底上げになっていると思います。方向性が間違っていないことも一つ自信になりました。
ーー準決勝進出は、愛知GW史上初でしたね。では、安田主将が感じている「X2昇格」に対しての課題やGAPとはどのような点ですか?
準決勝の、福岡SUNSとの試合では、こちらのチーム戦力は万全ではなかったものの、チームとして大きなレベルの差を感じました。また、今まで取り組んできたことがまだ完全に身についていないことも改めて実感し、これからの取り組み方へ、改善が必要だと感じました。
ーー今年から社会人リーグに参戦してきた福岡SUNSさんは勢いもあり、いろんな面で学ぶことの多い一戦でしたね。先ほどの話からすると、春シーズン最も印象残っている試合は、やはり、福岡SUNS戦でしょうか?
はい。チームとしても、個人としても福岡SUNS戦です。先に述べた通り、チームとして大きなレベルの差を感じたことが大きいです。全てのプレイにおけるチームプレイの徹底/最後までやる姿勢/スピード/プレイの精密さ等に差がありました。
私個人も最初のプレイでロングパスキャッチから追いつかれ、TDできなかったことは、悔しいと共に、自身の走り方を見直すいい機会だと思いました。スタート/加速/トップスピードに乗ってからの走り方を、全て見直し、より一層、トレーニングにはげみレベルアップしたいと思います。
ーーさらなるレベルアップ、期待しています。いよいよ夏本番ですね。初戦まで残り2か月を切りました。どのように過ごしたいですか?
全体としては、より実戦に近いトレーニングや、プレイの精度を高めることを重視していきます。
また、パートレベルでいえば、現在、今までの問題を深堀りしております。そこから、弱点の克服となる練習に取組み、スキルアップしていきます。
ーーありがとうございます。では、最後にいつもGWを応援してくださっている皆様にメッセージをお願いします。
ゴールデンウイングスは、X2昇格に向けて、監督・選手・スタッフ全員が一丸となり、これまでのご声援に応えられるように全力で取り組んで参ります。
そして、皆様の熱いご声援が何よりも大きな力になります。1人でも多くの方々に熱くなってもらえるよう、毎試合熱いプレーで盛り上げて参りますので、今シーズンも変わらぬご支援・ご声援の程、宜しくお願い致します。
ーーありがとうございました。以上、安田主将のインタビューでした。